1972年3月 TCOGの発足・月例研究会の開始
国立がんセンター病院で、副院長(当時)の木村禧代二先生の提唱で化学療法の共同研究を目的とする研究グループとして発足した。また、同時に月例研究会が開始され、現在第464回開催に至っている(2021年12月)。
1989年4月 会則制定
1988年9月例会で、学会規約を参考にした規約案を提示。1989年4月例会で、さらに討論を加えて、会則を制定。
1996年10月 臨床試験登録業務を開始
会員より会費徴収を始め、財政基盤を確立するため、臨床試験登録業務を開始。同年4月より、港区芝大門に研究会事務所を開設している。
共同試験グループ、大学、製薬会社より依頼された、数多くの試験の登録業務を行う。
2000年7月 夏期セミナー開始
第 1 回臨床腫瘍夏期セミナー開催(JAビル国際会議室)。以後、 毎年 7月に 2 日間、医療関係者を対象にセミナーを実施し、登録業務と月例会に加えて、事業の柱となる。
そのプログラムは、当会と製薬会社からの委員が対等な立場で作成。さらに、参加者のアンケートをもとに、翌年の演題、演者を決める体制が出来上がる。
2001年8月 NPO認証
2月例会前に、NPO申請について協議し、会員に伝える。4月例会前に、役員等を内定し、例会を第1回総会として、NPO申請、役員の承認を得る。そして、8月に東京都より特定非営利活動法人(NPO)として認証された。

 TCOGの歴史 小論文 

前理事長がまとめた小論文を、化学評論社のご厚意により、掲載いたします。

ご一読いただければ幸いです。

栗原稔. 腫瘍内科. 2010; 6(4): 317-325. TCOG(東京がん化学療法研究会)